〜競技指導と筋骨格指導〜

〜競技指導と筋骨格指導〜

例えば、上腕骨の外旋と内旋と中間位。
槍投げ等の投てき動作で肩関節外転・伸展時、上腕骨の内旋状態は少ないでしょう。
中間位・・ありえますね。
外旋位・・ありえますね。

肩関節への負担は?
中間位・・多いですね。
外旋位・・少ないですね。

理由は?
中間位・・前鋸筋の働きが遅くなる。
     上腕骨内旋動作への移行時期が早い。
     大胸筋の使用率が低い。
     上腕三頭筋の使用率が低い。

回避方法は?
棘下筋・小円筋を明確に使う。
棘下筋・小円筋のトレーニングを行う。
別な理由で弱っている広背筋・大円筋のトレーニングも行う。
投てき反対側腰背部・腹部、大殿筋、腸骨筋、大腰筋を含む下肢のトレーニングを多くする。

面積比は?
上腕骨頭と肩甲骨の接触面の面積比は3対1といわれています。
圧倒的に肩甲骨側に負担が多いです。

・・大まかです。細かい点はまだまだあります。
  これはおそらく、競技指導には含まれないでしょう。
  ですから競技指導と筋骨格指導は別物ですね。
  これらを使っての試合運び、戦略、攻略法が競技指導では?
  痛むのは子供で指導者ではありませんね。
  お子様の進路選択にこういった視点はいかがでしょう。


同じカテゴリー(よく見ると・・)の記事画像
このケガをさせない
〜手首の行き先〜
〜後傾でなく〜
〜 条件 / 眼 〜
〜発痛除去とパフォーマンス〜
〜骨盤角度〜
同じカテゴリー(よく見ると・・)の記事
 このケガをさせない (2013-08-11 15:26)
 〜練習後の体操〜 (2013-07-27 08:32)
 〜知らなかったら〜 (2013-07-27 00:03)
 〜憚らない〜 (2013-07-25 03:20)
 〜腕を振る〜 (2013-07-20 21:11)
 〜プロと高校生・筋関節〜 (2013-07-17 02:30)

Posted by kinesio. at 2013年07月20日10:15

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。

コメントを書く

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。



削除
〜競技指導と筋骨格指導〜
    コメント(0)