〜競技指導と筋骨格指導〜
例えば、上腕骨の外旋と内旋と中間位。
槍投げ等の投てき動作で肩関節外転・伸展時、上腕骨の内旋状態は少ないでしょう。
中間位・・ありえますね。
外旋位・・ありえますね。
肩関節への負担は?
中間位・・多いですね。
外旋位・・少ないですね。
理由は?
中間位・・前鋸筋の働きが遅くなる。
上腕骨内旋動作への移行時期が早い。
大胸筋の使用率が低い。
上腕三頭筋の使用率が低い。
回避方法は?
棘下筋・小円筋を明確に使う。
棘下筋・小円筋のトレーニングを行う。
別な理由で弱っている広背筋・大円筋のトレーニングも行う。
投てき反対側腰背部・腹部、大殿筋、腸骨筋、大腰筋を含む下肢のトレーニングを多くする。
面積比は?
上腕骨頭と肩甲骨の接触面の面積比は3対1といわれています。
圧倒的に肩甲骨側に負担が多いです。
・・大まかです。細かい点はまだまだあります。
これはおそらく、競技指導には含まれないでしょう。
ですから競技指導と筋骨格指導は別物ですね。
これらを使っての試合運び、戦略、攻略法が競技指導では?
痛むのは子供で指導者ではありませんね。
お子様の進路選択にこういった視点はいかがでしょう。